北ワズィーリスターンで6ヶ月ぶりにアメリカの無人機攻撃により16人死亡
2014年06月12日付 The daily Jang紙
ミーラーンシャーの村落の1つ、ダルガーマンディーで、アメリカの無人偵察機が2発のミサイルを発射し、家屋と車両1台が粉々に。死亡者には4人のウズベク人と2人のパンジャーブ出身のターリバーンが含まれる。
上級治安幹部による攻撃の事実の確認、死亡者が増える懸念、夜更けに別の無人機攻撃により更に10人が死亡。無人機はダンデー・ダルパヘールのエリアでミサイル6発を発射。
ミーラーンシャー(AFP):―北ワズィーリスターンで6ヶ月ぶりにアメリカの無人機攻撃で16人の過激派が死亡した。北ワズィーリスターンのミーラーンシャーの村落の一つ、ダルガーマンディーで、アメリカの無人偵察機は、1軒の家屋と1台の車両に向けて2発のミサイルを発射し、その結果、その家屋と車両は完全に粉々となり、16人の過激派が死亡した。ミーラーンシャーのある秘密機関のスタッフによれば、死亡者の中には4人のウズベク人と2人のパンジャーブ出身のターリバーンが含まれていたということである。情報によれば、過激派メンバーは建物の壁にピックアップトラックを横付けしていたという。ミーラーンシャーでは、上級治安幹部が、攻撃の事実を肯定しながら死亡者は更に増える懸念があると述べた。ちなみに、これが本年最初のアメリカによる無人機攻撃であり、2013年12月25日の3人の過激派が死亡した無人機攻撃の後、パキスタンでは一連の無人機攻撃は停止されたままであった。ミーラーンシャーにいたある治安幹部は次のように述べた。我々は過激派たちから無人機攻撃に関して送られたメッセージを記録しており、その中では1人の人物が彼の同志に現場に駈け付け負傷者の救援と遺体の運び出しを行なうよう呼びかけています、と。
一方、夜更けに別の無人機攻撃で更に5人が死亡した。その無人機はダンデー・ダルパヘールのエリアで6発のミサイルを発射した。メディア・レポートによれば、この別の無人機攻撃は、北ワズィーリスターン管区近郊で行なわれ、これによる多数の死亡者の懸念が取り沙汰されている。消息筋によれば、攻撃では家屋が標的にされたという。攻撃後もかなり長時間無人機の低空飛行が続き、このため、あたりではパニックが拡がった。無人機航空機は、航空機はダンデー・ダルパヘールのエリアで6発のミサイルを発射した。
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(翻訳者:工藤美弥)
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