北ワズィーリスターンからの避難民は65万人に上る~44,000家族に4,500トンの物資が配給~
2014年07月05日付 The daily Jang紙
バンヌーン、デーラー・イスマーイール・ハーンとラキー・マルワトで軍の6ヶ所のキャンプが「アズブの一撃」作戦の煽りを受けた被災者の支援に忙殺。世界食糧計画も5か所の食糧配給所を設置した。
北ワズィーリスターンの国内避難民にはこれまでに3億ルピーが配られ、イード・パッケージの発送が本日より始まる──アーフターブ准将とバンヌーン管区行政長官の記者会見
バンヌーン(通信各社):―「アズブの一撃」作戦の煽りを受けてワズィーリスターンからの避難民が65万人に上った。一方、バンヌーン他の地点に避難した44,000家族にパーキスターン軍と世界食糧計画により4,500トンの物資が配給された。バンヌーン、デーラー・イスマーイール・ハーンとラキー・マルワトにおける6ヶ所の軍事のキャンプが「アズブの一撃」作戦の被災者の支援に忙殺される一方、世界食糧計画も5ヶ所の配給所を設置した。アーフターブ准将とバンヌーン管区行政長官はこう述べた。「北ワズィーリスターンの国内避難民たちにはこれまで3億ルピーを配っており、ラマザーン・パッケージ(ラマザーン月の食料の配給)も被災者に配り終えている。イード・パッケージ(イードのための配給)の発送は本日より始まる。」と。詳細によれば、金曜日にアーフターブ・パーキスターン軍准将はサイヤド・モフスィン・バンヌーン管区行政長官と連れだって記者会見を行なった中で、こう述べた。「北ワズィーリスターンで現行の「アズブの一撃」作戦の手前国内避難民の総数は575,000人に上る。」と。曰く、「北ワズィーリスターンの被災者への物資の配給のために軍の管轄の下6ヶ所のキャンプを設置し、そのうちバンヌーンに3ヶ所、デーラー・イスマーイール・ハーンに2ヶ所、そしてラキー・マルワトに1ヶ所設置した。世界食糧計画の下でも5ヶ所の配給所が設置され、そのうちバンヌーンに4ヶ所、デーラー・イスマーイール・ハーンに1ヶ所設けられ、それ以外にも軍の巡回式配給ポイントも用意の最中である。」と。アーフターブ准将曰く、「被災者に配られたパッケージはそれぞれ110キロのものであり、総量4,500トンになる。アラブ首長国連邦大使館からは北ワズィーリスターンの被災者のため50,000パッケージが届けられた。」と。アーフターブ准将曰く、「幾つかの地域には物資が配られていないという誤解が飛び交っているが、これは全くの誤りである。」と。曰く、「過去9日間で5,000家族に毎日物資を配った。」と。アーフターブ准将曰く、「その他国内避難民キャンプでは男女別々に休憩所を用意し、臨時のモスクも設置した。」と。また曰く、「国内避難民キャンプでは女性向けに職業訓練センター、男性用に専門的技術訓練センターも設立される予定である。」と。この際にサイヤド・モフスィン・バンヌーン管区行政長官が述べた。「避難した28,000家族にそれぞれ12,000ルピーずつ配った。」と。彼曰く、「連邦政府から送金があり次第国内避難民各々に40,000ルピーが配られる予定である」と。ところで、ペシャーワルの調整室長官より出された最新レポートによれば国内避難民の登録期間、総家族数425,254家族、総人数76,929人の登録を数えたという。バンヌーン県の州災害管理局支部は避難キャンプを各地に設置し、加えてバンヌーン県当局は救援活動に拍車を掛けるために追加の車両をも投入しているという。
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(翻訳者:橋本幸枝)
(記事ID:347)