首都高速鉄道の車両基地建設契約、工事開始は4月
2016年03月28日付 Prothom Alo紙


バングラデシュのオバエドゥル・カデル道路運輸橋梁相は、(首都ダカで)都市高速鉄道の建設工事が、4月下旬に始まると語った。シェーク・ハシナ首相が起工式を行う。。
 昨日(日曜日)ダカのホテルで行われた都市高速鉄道の第一工区の車両基地建設工事の請負業者との契約調印式でオバエドゥル・カデル大臣はこのように述べた。車両基地建設工事はウットラ地区における工事の第三期分として実施される。
 東急建設株式会社がこの事業を567タカ(約80億円)で請負った。昨日、同社の浅上裕司国際事業部プロジェクト第一統括部長とダカ都市交通株式会社取締役社長のモファザル・フサイン氏がそれぞれの社を代表して契約書に署名した。契約では、請負会社は用地埋め立て、地盤改良と車両基地建設工事を実施することになっており、すべての工事は25か月以内に終了するとしている。
 署名式には国会の道路運輸橋梁省担当常任委員会のエカッボル・ホセン委員、ナズムル・ホク・プロダン委員、道路運輸橋梁局のM・A・・Nシディク次官、渡邊正人駐バングラデシュ日本大使、日本の国際援助団体JICAの廿枝幹雄バングラデシュ所長、ダカ交通調整局(DPSA)のカエコバド・ホセン専務取締役ほかが出席した。
 高速鉄道がダカ大学構内を通ることを問題視する声があるが、この日の署名式でオバエドゥル・カデル道路橋梁相はその点について「大学地区の騒音と揺れを防ぐために最新の技術が導入されることになっており、これで騒音はかなり軽減されるはずだ。大学地区での騒音レベルが、鉄道開通によって今以上に上がることはない」と語った。

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(翻訳者:高瀬麟太郎)
(記事ID:496)