シャッワール作戦完了、連邦直轄部族地域を超えた範囲での対テロ大軍事作戦の時である──参謀総長
2016年04月19日付 The daily Jang紙

全国民が軍の味方である。作戦の成果をより着実なものとすべし──ラーヒール将軍の視察、兵士たちの戦意を称える
最終段階では800平方キロメートルを超える地域を敵から解放し、テロリストたちに大損害を与えている──参謀総長へのブリーフィング

ラーワルピンディー(事件記者):参謀総長、ラーヒール・シャリーフ将軍は、シャッワール作戦の成功を称えつつ、連邦直轄部族地域より範囲を拡大し、テロリストのみならず協力者やそのアジトの一掃を目指して大規模に作戦を展開するよう指示した。三軍統合広報部によると、ラーヒール・シャリーフ将軍は月曜日、北ワズィーリスターンのシャッワール郡を訪れ、対テロ作戦の最終段階の進捗状況を検討したという。彼はパーキスターン・アフガーニスターン国境に近くテロリストたちの最後の隠れ家からの駆逐に懸命に従事している兵士たちとその日一日を共にした。参謀総長は編隊司令官からその時点までに達成し終えた作戦の成果について詳細なブリーフィングを受けた。パーキスターン軍最高司令官にはこう報告された。すなわち、本年2月に作戦の最終段階に突入して以来これまで800平方キロメートルを超える地域を敵から解放する一方、テロリストたちは人的な大きな被害を蒙っている、と。参謀総長は、シャッワール作戦が首尾よく完了し終えたこと、そして目標の達成に向けての兵士たちの数々の成功と戦意、決意、犠牲を称えた。彼は、作戦の間に達成した成果をより着実なものとすべし、また最高度の能力を使って国内避難民たちの地元への帰還を叶えるべしと強く述べた。ラーヒール将軍は、範囲を連邦直轄部族地域から更に拡大して大規模に掃討作戦を実施し、テロリストと協力者の結託の根を断ち切るよう指示した。シャッワール渓谷にて士官や兵士を前に演説する中で、参謀総長曰く、全国民が軍の味方であり、対テロ戦争で払われた尊い犠牲には最上の敬意を表している、と。

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(翻訳者:加藤菜瑠)
(記事ID:499)