スモッグ、グッドゥー火力発電所の発電設備2基が停止、400メガワットの電力が停止 交通事故で更に7人が死亡
2017年11月06日付 The daily Jang紙

発電所の運転停止により都市部でも、農村部でも計12時間毎の停電、有毒な霧が原因で様々な疾患が拡大、市民は大弱り

シェイフープーラ、バハーワルプール、トーバー・テーク・スィングでは死亡事故が発生、多数の負傷者、多くの地域で視界がゼロ、高速自動車道は通行止め、空の便が欠航、列車のダイヤにも乱れ

イスラマバード、ラホール(本紙の記者により、通信各社):-パンジャーブ州全域でスモッグが猛威。各地で交通事故により7人が死亡、11人が負傷した。濃いスモッグの発生を受けて、多数の空の便が欠航、列車のダイヤも乱れた。大気汚染が元で発生する有毒な霧が原因で拡大する様々な疾患に対し市民たちは大弱りである。多くの地域で視界がゼロになった。視界不良により高速自動車道が各地で通行止めとなり、またスモッグが原因でグッドゥー火力発電所の発電設備2基が運転を停止した。カシュモール近くに位置するグッドゥー火力発電所では第15号機と第16号機は早朝に運転を停止し、それにより400メガワットの電力の発電が止まり、スィンド州及びバローチスターン州のいくつかの地域の電力供給は乱れた。詳細によると、ラホールを含むパンジャーブ州の各地がスモッグと霧に覆われているという。シェイフープーラでは、霧とスモッグによる交通事故で3人が死亡した。1件目の事故はラホール・サルゴーダー・ロードに位置するサルカーリー・フルド・ストップで起こった。これにおいてダンプカーが制御不能になって、バイクに乗った2人組を轢き、2人は重傷のあまり即死した。もう1件の事故はファイサラーバード・ロードに位置するフェーローズ・ウィトワーンの近くで起こった。これにおいてはトラックがシェイフープーラからファイサラーバード方面に向かって走行中であったところ、フェーローズ・ウィトワーンでバイク運転手を轢き、結果バイクの運転手は死亡した。バハーワルプールではテール・ワーラー・ロードで霧が原因でバイクがバスにはねられ、その結果3人が死亡した。トーバー・テーク・スィングでは交通事故でバイクの運転手が死亡、一方オーカーラーではGTロードにおいて霧が原因でバン、トレーラー、バイクが三つ巴に衝突し、女性を含む8人が負傷した。ピンディー・バティヤーンではチニオート・ロードで高速のトラックが制御不能になって横転した。これにより3人が重傷を負った。パンジャーブ全域でスモッグは様々な疾患の原因となるばかりではなく、度重なる停電の原因にもなっている。スモッグが原因で数々の発電所が運転を停止しており、それにより都市部、農村部を問わず数時間に亘り停電が続いている。産業用及び商業用の送電線も12時間交替で送電がストップし始めている。日曜日にも空の便[が欠航し]、列車のダイヤが大きく乱れた。ひどいスモッグが原因で、高速自動車道M2のラホール―コート・モーミン間、同M3ファイサラーバード―ピンディー・バティヤーン間は大型車の通行が規制された。高速自動車道の以上の区間では視界がゼロである。大気汚染が原因で発生する有毒な霧により拡大する様々な疾患に対し市民は大弱りである。高速自動車道警察は次のように言う。「国民は不必要な外出は慎みましょう。また霧灯を使用しましょう。」と。国内の平野部、特にパンジャーブ州ではスモッグが状況は異常となっている。

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(翻訳者:岩崎航)
(記事ID:709)