犯人イムラーン・アリーはコート・ラクパト刑務所にて絞首刑が執行
2018年10月18日付 The daily Jang紙
いたいけなザイナブを含む8人の少女たちの殺人犯は自業自得となった。
家族は自宅で過ごさせてやって下さい。我が兄弟は私のように大恥をかくような愚行に及ぶことがないように──犯人の最後の望み
「絞首刑はザイナムの悲鳴一声にも値しません。娘が生きていたら、今日7歳と2か月になります。刑には満足しています。──ザイナブの父
ラホール、カスール(本誌記者、事件記者、ジャング代表):―カスールの無垢なザイナブを含む8人の少女の殺人犯イムラーンは自業自得となった。同犯人はコート・ラクパト刑務所で絞首刑となった。刑の執行後、ザイナブの父親はこう述べた、「絞首刑はザイナムの悲鳴一声にも値しません。それでもなお今日正義が叶いました。刑には満足です。娘が生きていたなら、本日7歳と2か月になります。」と。
昨日カスールのいたいけなザイナブを含む8人の幼女を殺害したイムラーンは、アーディル・サルワル治安判事と刑務所長と医療職員の臨席の下朝5時半に絞首刑が執行された。医療職員による死亡の確認の後、亡骸は後見人に引き渡された。犯人の兄弟と友人2人が救急車を用意してコート・ラクパト刑務所に駆け付けた。刑務所当局は罪人の遺体を引き渡したが、多数の警察官が彼らに付き添った。この時刑務所の周囲も警備が厳重であった。犯人イムラーンの葬送礼拝はカマーハーン村で執り行われ、アマル・シッドゥーのニュー・コロニーの墓地に埋葬された。絞首刑を前にして、犯人イムラーンは最後の願いを表明しつつこう述べた。
私が犯した罪に対する罰は私に下されました。したがって、私の家族の者たちに罰が及ぶことがないように。そして家族は自宅で過ごさせてやって下さい。また、家族へ遺言いたします、『私の冥福のために偉大なるアッラーに祈りを捧げて下さい。忍耐強くいて下さい。』
更に同犯人曰く、「兄弟たちには私のように大恥かくような愚行に及ぶことが無いようにと特別にお願いをしました。」と。
犯人の刑の執行時、ザイナブの父親、ムハンマド・アミーン・アンサーリー氏はザイナブの父方の叔父にあたる兄弟2人と同じく母方の叔父にあたる義理の兄弟と伴にコート・ラクパト刑務所に駆けつけた。彼らは報道陣に対して次のように言った。
私の娘に手をかけた犯人には当然の罰が下されました。イムラーンのようなケダモノはこうした厳罰こそ至当です。今日正義が叶えられました。犯人に対する罰には満足しております。しかし、公開処刑を要望しました。公衆の面前で絞首刑に処されないとなると、この法律自体廃止しなければなりません。公衆の面前で絞首刑が執行されたなら、犯人は見せしめとなったはずです。報道機関は我々の声を取り上げてくれました。正義が叶ったことに対して最高裁長官に感謝致します。ザイナブの母親は激しいショックから立ち直れていません。
アミーン・アンサーリーは自分の娘に触れて、次のように言った。「犯人の絞首刑はザイナムの悲鳴一声にも値しない罰です。娘が生きていたら、今日で7歳と2か月になります。」と。
犯人の家族は昨日、コート・ラクパト刑務所45分間彼との面会を行った。彼らはこう述べた、「イムラーン・ハーン首相が掲げたマディーナ王国(=預言者の治世)の理想を実現する絶好の機会であったのに。」と。
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(翻訳者:宮ノ腰有希)
(記事ID:786)