クエッタ、警察車両の近くで爆破、警察官2人が死亡、22人が負傷
2021年08月09日付 The daily Jang紙

オートバイに爆薬が仕掛けられていた、爆破の後現場では火の手が上がる

クエッタ(NNI、本紙):-クエッタで警察のトラックの近くで起こった爆破で警察官2人が死亡、警察官12人含め22人が負傷した。警察によると、日曜日の夜クエッタ市内ザルグーン通りとハーリー通りが合流するユニティー交差点でセレナ・ホテルの近くに警察のトラックが差し掛かったところ、道端に停めてあったオートバイに仕掛けられた爆薬が爆発し、ニヤーズ・アフマド巡査とアリー・アクバル巡査が死亡、警察官12人を含め22人が負傷した。
 爆発音とその威力はかなり遠く離れた地点でも感じられた。アズハル・アルカム・バローチスターン州警察副長官(クエッタ担当)によると、オートバイに爆薬が仕掛けられており、爆破では警察のトラックがターゲットであったという。爆破後の現場では火の手が上がったが、消防隊が駆け付け、これを鎮火した。事件後遺体と負傷者はクエッタの市民病院に搬送され、そこでは緊急事態が発令される一方、法執行機関は事件現場を包囲し、証拠品を集め、事件の捜査を開始した。事件現場の正面にはバローチスターン高等裁判所、すぐそばにバローチスターン議会とセレナ・ホテルが位置している。今回に先立ち4月21日にもセレナ・ホテル内で爆破事件が起こり、5人が死亡した。ちなみに、パキスタン人民党の党員、ナワーブ・サナーウッラー・ゼヘリーとアブドゥル・カーディル・バローチ元将軍の両氏も事件当時にセレナ・ホテルにおり、連絡したところ両氏とも無事であるとの答えであった。

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(翻訳者:シェーク・サダフ・アザル)
(記事ID:979)