マチの検問所が攻撃、国境警備隊職員が死亡。マストゥーングにおいてイスラム国の司令官を殺害。
2021年09月27日付 The daily Jang紙
2人が負傷、国境警備隊が存分に応戦する。パキスタン軍は国内の治安を破壊するものは誰も許しません──ISPRより
イスラーム国支部指揮官ムムターズ・ペヘルワーン氏は、マストゥーング事件、マチにおけるハザーラ族労働者を大量殺戮した首謀者であった。その首には250万ルピーの懸賞金が掛かっていた。
クエッタ、マストゥーング(NNI/特派員):マチにある治安部隊の検問所において対するテロリストの攻撃があり、職員1人が死亡、2人が負傷した。ISPR(三軍統合広報部)によれば、テロリストたちがマチの治安部隊の検問所に攻撃を仕掛けたが、バローチスターン州の国境警備隊の職員が存分に応戦した。ISPRによれば、銃撃戦において兵士イルファーンが死亡し、2人が負傷したという。ISPRによると、パキスタン軍は外国勢力の支援を受けたテロリストたちのこのような卑怯な攻撃を打ち負かす決意があるという。すなわち、困難の末にやっと手に入れた国内の治安をテロリストたちにみすみす台無しにさせたりはしません、と。
マストゥーングから特派員によれば、マストゥーング地域のカーナク地方で、治安部隊による情報に基づいた作戦で、非合法組織(イスラム国)の最高司令官ムムターズ・エリアス通称ムムターズ・ペヘルワーンが殺害されたという。彼はバローチスターン州政府と治安部隊の両方から幾つもの重大な事件の廉で指名手配されており、その首には250万ルピーの賞金が掛かっており、ダリーンガルの自爆攻撃事件とマッチでの労働者への標的型殺人事件の首謀者でもあった。そしてその爆破事件では、ミール・スィラージュ・ハーン・ライーサーニー氏を含め186名が死亡し、250名近くが負傷した。治安部隊筋及び地元当局によれば、土曜日から日曜日にかけての夜半に、秘密の情報を基に治安部隊がカーナク地域のカリー・メフラーブで作戦を遂行しつつ、長時間の銃撃戦の後に、イスラム国の支部長指揮官ムムターズ・エリアス通称ムムターズ・パヘルワーンを殺害したという。彼は政府と治安部隊から州内での幾つもの重大事件の廉で指名手配されており、政府は彼の首に250万ルピーの賞金を掛けていた。ムムターズ・パヘルワーンは、治安部隊警察、レヴィー隊(=バローチスターン州内での国境警備を含めた治安部隊)、一般市民への標的型殺人以外でも、2018年7月13日にマストゥーング地域のダリーンガルで、ナワーブザーダ・ミール・スィラージュ・ハーン・ライーサーニー氏が、選挙運動中の会合における自爆攻撃の首謀者でもあった。その自爆攻撃においてミール・スィラージュ・ハーン・ライーサーニー氏を含めた186名が死亡し、250名近くが負傷したとのことだ。その他に、彼はマチでハザーラ族に属する10人近くの労働者の標的型殺人も行った。
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(翻訳者:保本祐希)
(記事ID:994)