バローチスターンのパンジグールで爆破、2名が死亡、3名の治安部隊員が負傷
2021年11月01日付 The daily Jang紙
遠隔操作の爆破は治安部隊の車がそこに差し掛かった時に行われ、3件の店舗も被害を被った。2.5㎏の爆発物が使用された──警察
パンジグール、コーイター(特派員):-チャトカーン・バザール・ヴァシュブード・タクシー・ストップの近くでの爆破で2名が死亡、治安部隊員3名が負傷した。この事件で複数の車やオートバイ、店舗にも被害が及んだ。爆破は治安部隊の車がそこに差し掛かった時に起きた。警察によると、爆破はチャトカーン・バザール・ヴァシュブード・タクシー・ストップの近くで起きた。爆破の結果、チャトカーン在住のアブドゥル・カーディルの息子のアブドゥル・カイユームとサラーワーン・パンジグール在住のラヘマルの息子ヌールッラーの隊員2名が死亡し、治安部隊員3名が負傷した。更に爆破によって車2台とオートバイ1台、3軒の店舗が被害を被った。
爆破はあまりに凄まじく、その音ははるか遠くでも聞こえるほどであった。またその間発砲もあった。警察によると2.5㎏の爆発物を使って治安部隊員の車がそこに差し掛かった時遠隔操作装置で爆破がなされた。
警察と国境警備隊は遺体と負傷者を病院に搬送した。アブドゥル・クッドゥース・バザンジョー・バローチスターン州首相は爆破を非難し、犠牲者2名に対しては心からの悲しみを表明し、犠牲者2名には冥福を祈り、遺族に対しては弔意といたわりを表明しつつ、負傷者には最高の治療の便宜が供されるよう指示した。
州首相は「罪のない人々をテロの標的にすることは卑怯な行為であり、テロの目的は国内に不安と波瀾を生み出し、反国家分子の狙いを達成することです。」と述べた。彼曰く、「対テロ戦争にバローチスターンの民は治安部隊の味方であり、州における恒久的な平和と州民の生命と安全の確保がバローチスターン政府の最優先課題です。」と。アブドゥル・クッドゥース・バザンジョー州首相曰く、「州政府はテロリズムの終結に向けて包括的なポリシーを作る予定であり、そこでは全ての利害関係者の理解を得るようにします。」と。
ところで、国民党のレヘマト・サーレーフ・バローチ元州首相、アブドゥル・マーリク・サーレフ・バローチ・パンジグール地区評議会元議長そしてウスマーン・アリー・ジャマーリー氏は事件に対して悲しみを表明した。
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(翻訳者:板谷結音)
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