ペシャーワル:スィク教徒2名殺害。抗議の道路遮断、連邦首相と州首相が注意を払う
2022年05月16日付 The daily Jang紙

ペシャーワル(ジャング特派員):-サルバンドのバッタ・ティル・バーザールにおいて標的型殺人者たちが発砲の上スィク教徒2名を殺害した。事件後、身元不明者の犯人たちは逃走した。事件の後、スィク教徒たちはハイバル・パフトゥーンハー州議事堂の前で道路完全にを遮断し、抗議のデモを行った。一方、シャハバーズ・シャリーフ首相とハイバル・パフトゥーンハー州首相は事件に注意を払いつつ警察当局から報告を求めた。ビラーワル・ブットー外務相も事件に対して遺憾の意を表明した。
 スィク教徒のサルジート・スィングとランジート・スィング両氏は店内にいたところ、まさにその時身元不明の犯人たちが現れ、発砲の上彼らを殺害し、逃走した。発砲を受けて多数の人々が集まり、同時に警察も駆け付け、2名の遺体を引き取ると、霊安室へ移した。警察は事件現場で銃弾の空薬莢も併せて他の証拠品も集め、またバーザールにいた複数の人々からの証言も記録した。警察は監視カメラの動画の作業を開始し、同時に諜報機関とも連絡を取り始めた。
 被害者のサルジート・スィング氏は年齢42歳、ランジート・スィングは38歳と言われている。両名はダブガリーの住人で、バッタ・ティル・バーザールに香辛料の店舗を所有していた。ペシャーワル州都警察(CCPO)本部長のエージャーズ・ハーン氏は報道陣との会話の中でこう述べた。すなわち、「スィク教徒1名は店内で、またもう1名は店外で銃の発砲により殺害されたました。身元不明の被疑者たちは、犯行にカラシニコフ銃を使用し、オートバイでやってきて、事件後騒ぎに包まれた方面へ逃走しましたが、そこでも捜査は行われています。反国家的な連中は国家を弱体化させることを望んでおり、特定のコミュニティではなく、社会全体をターゲットにしたのです。」と。同本部長は更に曰く、「この事件はテロ事件です。これはテロ対策部によるこの地域で続く作戦への反発ではないのか、あるいはまた犯人は全く別のグループで、彼らが自身の固有の目的の達成を狙ったものなのか調査の最中です。」と。

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(翻訳者:今川健太)
(記事ID:1050)