ハーラーン:モスクでの礼拝中に銃の発砲、ムハンマド・ヌール・マスカーンザイー元バローチスターン高等裁判所長官暗殺。 マストゥーング:遺体を搬送する車列へ爆弾攻撃、3人が死亡、7人が負傷。
2022年10月15日付 The daily Jang紙

クエッタ(モニター班、記者):―ハーラーンのモスクで銃の発砲の結果、ムハンマド・ヌール・マスカーンザイー元バローチスターン高等裁判所長官が死亡した一方、マストゥーングでは遺体を搬送する車列への爆弾攻撃により、3人が死亡、7人が負傷した。
ラフシャーン・バローチスターン州警察副長官(DIG)によれば、ハーラーンのガズギー地区で発砲事件があったという。同副長官によると、モスクで夜の礼拝の最中ムハンマド・ヌール・マスカーンザイー氏は発砲を受け、応急処置を施した上クエッタに向けて搬送しようとしたところ、息絶えたという。なお、ムハンマド・ヌール・マスカーンザイー氏は2014年12月から2018年8月までバローチスターン高等裁判所の長官を務め、連邦シャリーア裁判所の長官も務めた。
マストゥーングの砂漠地帯の遠く離れた丘陵地域カーボーで遺体を運搬中の車列への爆弾攻撃の結果3人が即死、7人が負傷した。木曜日の夜、カーボーで自分の手押し式ポンプ井戸にいたムハンマド・イムラ―ンを複数の正体不明の人物が手を縛り、鋭い刃物で殺害した。地域住民と彼の遺族は遺体を埋葬のためにカーボーに搬送したが、遺体を引き取り、数台の車両で帰途に就いたところ、少し離れた道の脇に設置された爆弾が凄まじい爆音を立てて破裂し、結果、ゴウス・バフシュ、ガへヴァル・ハーン、ムハンマド・ラフィーク・ハーンの3人が即死し、アブドゥル・バースィト、アブドゥル・ハイイ、カーディル・ハーン、ムハンマド・ラフィーク、ハック・ナワーズを含め7人が負傷した。アヘサン・ブーン最高裁判所弁護士会会長はヌール・マスカーンザイー・バローチスターン高等裁判所元長官の暗殺を厳しく非難した。

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(翻訳者:齋藤圭太)
(記事ID:1071)