スワート:CTD(テロリズム対策局)支部構内の建物で爆破。職員15名が死亡、40名が負傷。
2023年04月25日付 The daily Jang紙

スワート、ペシャーワル、イスラマバード(ジャング特派員、ジャング本誌、記者、特別代表):-スワート県のカバルのCTD支部構内で2回の相次ぐ爆弾の爆破があり、警察職員15名が死亡、40名が負傷した。目撃者によると、爆破により支部建物が半壊したという。爆破音はかなり遠方まで聞届き、爆発の威力はあまりにも凄まじく、近隣の建物の窓ガラスが割れた。爆破の負傷者の大半は重体であると伝えられており、更なる死亡者数増大のおそれが取り沙汰されている。爆破に次いで銃の発砲もあった。救援隊筋によると、爆破の後に火災が発生したという。爆破の後付近一帯は治安機関により包囲された。在スワート・サイドゥー・シャリーフ病院では緊急事態が爆破敷かれた。警察筋によるとCTD支部構内で2度の爆破があり、伝えられるところによれば自爆であったとのことである。ハーリド・スヘイルCTD副長官によればCTDカバル支部構内で自爆テロがあり、爆破により建物が倒壊したという。地域一帯では停電が発生し、爆破の種類が調査されているところである。消息筋によると爆破の犠牲者には警部補2名も含まれていたという。シャハバーズ・シャリーフ首相やラーナー・サナーウッラー内相及びその他の閣僚は、スワート県カバルで起きた今回の爆破事件を厳しい言葉で非難し、貴重な人命の損失に対し哀悼の意を表明し、故人の冥福を祈り、遺族に対し弔意を表明した。首相は、「全国民が故人の犠牲に敬意を捧げます。」と述べた。ラーナー・サナーウッラー内務相は爆破事件を非難し、貴重な人命の損失に対し哀悼の意を表明し、「テロリズムという悪弊を直ぐにでも根絶やしにしてやりましょう。」と発言した。

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(翻訳者:神山登輝)
(記事ID:1109)