晴れた朝、突然の雷に打たれ青年が死亡
2024年07月07日付 Prothom Alo紙


地方担当記者
公開:2024年4月7日
朝の8時。晴れた空。気温が徐々に上昇していく。9時になると突然あたり暗くなり始めた。時計の針は9時38分を指していた。あたりが急に暗くなり始め、深夜のようだった。少し雨が降った後、突風と雷があちこちに恐怖を与えた。
本日日曜日の朝、嵐によってバゲルハットにこのような光景が広がった。嵐によって様々な地域の家の屋根と木々を根こそぎ飛ばされた。電柱や看板を破壊された。バゲルハート・ショドルとコチュア郡では150件以上の竹や木造、半分コンクリートでできた家が破壊された。嵐の時、雷に打たれ1人が死亡した。しかしながら、行政は嵐による被害額はすぐには公表出来なかった。
死亡したのは、リクチャーン・ショルダル(35歳)。彼はコチュア郡のチャール・ソナークル村の住民だった。嵐の中、彼は村の畑から牛を連れて来ようとしている時に雷に打たれ死亡した。
一方、嵐の後、バゲルハート市中央を含むサダール市のほぼ全域が停電によって孤立した。市内のアリア・マドラサ通りのシラズル・イスラムさんは「突然夜が来たような気がした。」と語った。日中にこれほど深い暗闇を見たことがない。その間に、風が吹き始めトタンの屋根が吹き飛んだ。家にあったものは全て破壊された。今では、住む場所もない。家族と共にどこに行けば良いのだろうか。イードの前にこのような損失で、何をすれば良いのか分からない。
バゲルハート郡のカーリド・ホセイン行政官はプロトム・アロに対し、突然の嵐によりいくつかの地域で家や木が根こそぎにされたと語った。電柱を破壊され電力供給は停止している。サイクロンの被災地域を訪問し、被災者のリストを作成するよう行政官(Upjila Nirbahi Officer UNO)に指示を出した。コチュアでは落雷によって1人の死亡が報告された。必要な救援物資は備蓄されている。被災家族を支援するため必要な措置が講じられている。

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(翻訳者:栗原大輝)
(記事ID:1157)