日本では孤独な高齢者の増加
2024年07月07日付 Prothom Alo紙


AFP通信、東京
公開:2024年4月13日
日本に一人暮らしている高齢者の数が、今後25年間で大幅に増加するだろう。2050年までに日本の5世帯に一人の高齢者が孤独な生活を送ることになるだろう。日本政府の承認研究機関である国立社会保障・人口問題研究所は昨日金曜日にこれに関する研究結果を発表した。
研究結果によると、日本はこの大多数の高齢者を支援する方法を模索している。
同研究所は5年ごとにこのような研究結果を発表している。今回、この報告によると、2050年に日本では1億80万人の高齢者が孤独な生活を送ることになる。これは全世帯の20.6%に相当する。
2020年からこの高齢者数の増加が見られる。当時、737万人の高齢者、つまり全世帯の13.2%の高齢者が一人暮らしだった。
研究結果によると、日本の若者の晩婚化や子供を産まない傾向により、高齢者の数が大幅に増加している。その理由は、日本の若者には結婚や出産などの経済的費用を支払う余裕がなくなったからである。
ロイター通信の報告によると、東京の1/3の男性は50歳でも結婚をしてない。そして東京を拠点とする人材会社リクルート・ホールディングスによると、日本の46%の男性、30%の女性は20歳になるまでデートをしたことがない。
日本はだんだん人口危機に直面している。なぜなら、日本の高齢者人口が増加しているからである。そのため医療と福祉の費用が増大している。しかし、労働人口が減少しているため、歳入は減っている。
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、今でも大半の高齢者の子供や兄弟らを存在する。一人暮らししていると親族らが彼らの面倒を見ることができる。
研究報告書ではこのことについて注意を促している。それによると、これから30年後、子供のいない高齢者世帯の割合が減少すると予想されている。これらの人々の兄弟の数も減少するだろう。
昨日発表された政府の発表によると、2023年に日本の総人口は59万5千人減少して1億2400万人だった。

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(翻訳者:田中礼子)
(記事ID:1168)