選挙が遅れることはない。シャリーフ家は苦境に陥ることになろう
2013年02月11日付 The daily Jang 紙
(ラーラームーサー発)カマル・ザマーン・カーイラ連邦情報通信相は、選挙が遅れることはなく、シャリーフ家(訳者注:現在野党第一党のパキスタン・ムスリム連盟ナワーズ・シャリーフ派の中心となる家族)は苦境に陥ることになろう、と語った。また、彼らは、パンジャーブに変革を、というスローガンを唱えながらも、全州の予算をラーホールに集中させ、他地域に対し不義理を働いている。ナワーズ・シャリーフは、チョウドリー・ニサール・アリーの話に乗るべきではないと語った。同大臣は、郊外の集会における演説で、ザルダーリー大統領の戦略のおかげで民主主義がうまく働いており、パキスタン人民党は次回の選挙でも過半数を占めて勝利を収めることになる、と語った。同大臣によると、パキスタン人民党は、野党時代から常に中心的な役割を果たしており、ラーイヴィンド(訳者注:ナワーズ・シャリーフの拠点となる、ラーホール郊外の地名)やロンドン(与党連合の一政党である統一民族運動の領袖アルターフ・フセインが現在居住している)に居住するようなものでは、パキスタンを変えることはできない、パンジャーブにグッド・ガバナンスをと主張するものは、若い医師らが抵抗する理由を考えるべきで、彼らの職を奪うべきではない、と語った。パンジャーブ南部の人々は、自分たちに諸権限が与えられない、とわかると、彼らは別の州をという要求を出した(訳者注:パンジャーブ州南部のサラーエキー語圏が新たな州として認められる予定)。人民党は常に彼らの側にいた、と語り、ラーホールの発展はよいことではあるが、ほかの地域向けの資金がラーホールで使われるのであれば、また抵抗が始まる、とも語った。同大臣は、パキスタン人民党政権に反する裁判は誤りだったと証明されたが、現在も裁判が継続中である、スイス政府への書簡発出問題でも首相が資格なしとの判断が下ったが、我々は憲法に則ってスイス政府へ書簡を発出した、スイス政府もこの件はすでに終わったものだと述べている、と語った。
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翻訳者:萬宮 健策
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