40人が負傷し、死者の中には３人の子供が含まれている。建物に被害が及び、５台の車両が破壊された。ハイバル・パフトゥーンハー州ではANPの代表者の集会や無所属の候補者らの事務所付近で爆発が起きた。
バローチスターン州ではJUI-Fからの候補者の家に手榴弾が爆発し、無所属の候補者の集会では自転車爆弾での攻撃があった。ターリバーンが犯行を認め、大統領、暫定首相およびアルターフ・フセインが非難する声明。

ペシャーワル、クエッタ（通信社発）土曜日、過激派によりカラチ市内でMQMと人民党が狙われたのに続き、日曜にはハイバル・パフトゥーンハー州とバローチスターン州でテロ行為があった。日曜に、コーハート、ペシャーワル、スワービーおよびクエッタで爆弾の爆発により11人が死亡し、約40人が負傷した。死者には３人の子供も含まれている。コーハートでは無所属の候補者の選挙事務所付近に置かれた爆弾が爆発し５人が死亡し、22人が負傷した。ペシャーワルではチャールサッダ・ロードのマクスーダーバード地区で起きた爆発により、ハイバル管区のバーラーの選挙区NA46からの無所属の候補者ハージー・ナースィル・ハーン・アーフリーディーの事務所が影響を受け、付近の建物および５台の車両にも被害が及んだ。この事件でPK32選挙区のANPからの候補者であるアミールッ・ラハマーンの集会で起きた遠隔操作による爆弾の爆発で２人の子供が死亡し、５人が負傷した。爆発時にアミールッ・ラハマーンは無事だった。一方、バローチスターン州の州都クエッタのファイザーバード地区では、無所属の候補者シャムス・メーンガルの集会場所付近で爆弾が爆発し、子供が１人死亡し、３人が負傷した。地元で製造された爆弾が自転車に仕掛けられていた。その他にも、パンジュグールのグル・マカーン地区では下院議会のNA271選挙区におけるJUI-Fの候補者ハーフィズ・アーザムの自宅に手榴弾による攻撃があったが、被害はなかった。パキスタン・ターリバーン運動(TTP)はコーハートとペシャーワルの爆発に関して犯行を認めた。アースィフ・アリー・ザルダーリー大統領、ミール・ハザール・ハーン。コーソー暫定首相、アルターフ・フサインMQM領袖および他の政党代表者らは過激派による活動を非難し、州政府に対し全候補者の警備を強化するように指示した。マリク・ハビーブ・ハーン暫定内相は、ハイバル・パフトゥーンハー州警察長官に対し爆発事件の報告を要請した。詳細によると、日曜日にオーラクザイー管区NA39の下院議会での無所属候補者サイヤド・ヌール・アクバルとコーハートのNA14でのANPからの候補者フルシード・ベーガムの共同事務所付近で爆発があり、５人が死亡し多数が負傷した。しかし、無所属候補者サイヤド・ヌール・アクバルは無事だった。爆発により、５台の車両と多数の店舗に被害が出た。負傷者は全員がペシャーワルおよび地元の病院に搬送された。そのうちの何人かは非常に危険な状態と言われており、死者が増加する懸念が出ている。一方、ペシャーワルのマクスーダーバード地区ではPK8での無所属候補者ナースィル・ハーン・アーフリーディーの選挙事務所前で爆発があり、その結果３人が死亡し12人が負傷した。レスキュー・チームにより負傷者がレディー・レディング病院に搬送され、そこで治療が行われている。爆発後、軍部によりコーハート・ハングー・ロードが封鎖され、捜索活動が行われた。ハイバル・パフトゥーンハー州スワービー郡ラフィーカーバードでは、PK32選挙区のANPからの候補者アミールッ・ラハマーンの集会での爆発により子供１人を含む２人が死亡した。警察筋によるとアミールッ・ラハマーンは集会後外に出ようとしていたとき、遠隔操作による爆弾が爆発した。バローチスターン州の州都クエッタのファイザーバード地区では、無所属の候補者シャムス・メーンガルの集会の近くで自転車爆弾が爆発し、子供１人が死亡し、３人が負傷した。それ以外にも、パンジュグールのグル・マカーン地区では下院議会の選挙区NA271でのJUI-Fからの候補者ハーフィズ・アーザムの自宅に手榴弾が投げこまれた。この事件では人的被害はなかった。パキスタンのアースィフ・アリー・ザルダーリー大統領、ミール・ハザール・ハーン・コーソー暫定首相、ムスリム連盟（ヌーン）のナワーズ・シャリーフ代表およびシャハバーズ・シャリーフ、アルターフ・フサインMQM領袖、イムラーン・ハーン正義の運動党代表、アスファンデヤール・ワリーANP代表を含む多数の政党や宗教指導者らがこうした過激派による事件を非難した。