日本で台風被害 死者5人
2014年08月12日付 Prothom Alo 紙
(7月10日付)
AFPによると、強い台風ノグリー(台風8号)は沖縄に続いて木曜日(7月10日)、日本の本土を襲った。このため広い範囲で洪水が起こった。また木が倒れたり、崩れた土砂で家屋が埋まる事故が相次いだ。空の便は台風の影響で110便が欠航となった。
関係者や報道機関によれば、この台風による死者は5人、けが人は約50人にのぼっている。日本の公共放送NHKは、台風と激しい雨で洪水が発生し、各地で500以上の家が水に浸かったと伝えた。およそ13万の世帯に避難勧告が出された。山形県在住のある女性は取材に、家に入ってきた水をかき出したがそれでも水が来た、一晩中水をかき出していたと答えた。
沖縄県は強い風と雨よる浸水と土砂崩れに備え特別警報を出し、住民およそ50万人に避難を呼びかけた。
台風は今日未明、九州西部の阿久根市付近に上陸した。九州には1300万人が住んでいる。日本最大の島本州では河川が増水している。長野県の南木曽町では、発生した土砂崩れで家が壊れ、12歳の少年が死亡した。本州では明日金曜に向けて、土砂崩れへの注意が喚起されている。
南木曽町の事故について警察幹部が昨日明らかにしたところによると、同町から土砂崩れに関する緊急電話を受け警察と救急隊が現場に急行し、たまった土砂の中から母親と3人の子どもを救出して病院に搬送した。しかし医療関係者は12歳の男の子が死亡したと述べた。昨夜は台風による風は比較的弱まったものの、暴風域の中では風速は最大で時速126キロと強くなっている。台風は現在時速25キロで東へ進んでいる。
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翻訳者:小林加奈
記事ID:342