2人のひったくり犯ついに逮捕
2017年07月27日付 Prothom Alo 紙
(7月7日付)チョットグラム(チッタゴン)市コドムトリ地区の高架道路上で7カ月前、ひとりの青年がひったくり犯によって殺害された事件の真相が明らかになった。今週水曜日、市内アンドルキッラでモハンマド・パルベズという名の一人のひったくり犯が逮捕されてこの事件の謎が解き明かされることになった。パルベズ容疑者から得た情報をもとに警察は共犯者のひとり、モハンモド・メヘラジをチョットグラム中央駅で拘束した。容疑者2人は昨日木曜日午後、チョットグラム裁判所で犯行を認める供述を行なった。
オートリキシャ(小型三輪タクシー)車庫で働いていたアブドゥル・ロヒムさんは2016年11月25日の夕方、店員のサッダム・ホセンさんと連れ立ってコドムトリの高架道路に散歩に出かけた。道路上で自撮りをしていたときオートバイに乗ってやってきた3人のひったくり犯がロヒムさんらの携帯電話を強奪しようとした。ロヒムさんが携帯を差し出すのをためらううち、犯人らはナイフでロヒムさんに傷を負わせた。ロヒムさんはチョットグラム医科大学病院に搬送されたが、治療中に死亡した。この事件では、亡くなったロヒムさんの兄のモハンモド・ジョシムさんが不特定の犯人を被告としてコトワリ警察署に訴状を提出した。
チョットグラム警察のシャー・ムハンモド・アブドゥル・ロウフ副長官補(南部担当)はプロトム・アロ紙に「事件の後、警察は強奪に関与した容疑者としてパルベズを特定したが、容疑者は職を変え、ある医師の運転手として働き始めた。警察はその後7カ月にわたってパルベズの動向を探っていた。拘束の後パルベズは強奪事件に関わったことを認めた。同容疑者の自供をもとに共犯のメヘラジを逮捕した。容疑者2人は木曜日裁判所で強奪事件への関与を認める証言を行なった。警察はもう一人の容疑者、モハンモド・ユスフの行方を追っている。証言を行なった二人について裁判所は刑務所に送るよう命じた」と述べた。
コトワリ署のジャヒドゥル・コビル管理官(捜査担当)はプロトム・アロ紙に対し「携帯電話を奪おうとしたユスフ容疑者が被害者をナイフで刺した。事件後容疑者たちは市内のレワズウッディン市場に行き、2台の携帯電話を8千タカ(約1万1千円)で売り、金は3人で分けたことが分かっている」と語った。
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翻訳者:山田竣也
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