誘拐された少年、潜水で泳ぎ助かる

2017年07月28日付 Prothom Alo 紙
バブ・ホセン君(10歳)は誘拐された。男の子を救出するため、警察が捜査に乗り出したのを知った誘拐犯たちは、その子を殺害する計画を立て、川に沈めて溺れさせようとした。
溺れさせられそうになったとき、バブ君は誘拐犯たちを欺き死んだふりをした。そして潜水泳法で遠く離れた岸に泳ぎ着いて、少年は命拾いをした。地元の人たちから知らせを受けた警察がバブ君を無事に救出した。これは昨水曜日の夕方、パブナ県のチャトモホル郡ラームチョンドロプル村で起きた事件だ。
バブ君の家はノライル県カリヤ郡の中心市にある。救助後の昨日木曜日、バブ君はノライル県警に引き渡された。
パブナ警察署筋によると、7月22日カリヤ地区にある茶店から、ドゥラル・ホセンとディプ・ホセンという名の二人の誘拐犯がバブ君を誘拐した。犯人らは子どもにペチジンを注射して眠らせておき、家族に身代金を要求した。バブ君の家族はノライル県警に通報し、警察はバブ君の救助に向けた捜査を開始したので誘拐犯たちは7月25日の夜、人質をパブナ県チャトモホル郡のディビ村にある自宅に移した。携帯電話の追跡で犯人たちの居場所を特定したチャトモホル警察署はその村を捜索した。状況が不利なことを知った誘拐犯たちはバブ君を殺害する計画を立て、水曜日の夕方に村の近くを流れる川まで連れていき水に沈めて殺害しようとした。このときバブ君は死んだふりをして器用に潜水泳法で川岸まで泳ぎ着き、救助された。


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翻訳者:大塚圭華
記事ID:680