連邦内閣 大物が降板

2019年04月19日付 The daily Jang 紙
エネルギー相のオファーを辞退、アサド・ウマル氏はどの大臣職に就くことも固辞、首相との参謀総長の会見、治安及びその他の問題について協議

ハフィーズ・シェイフ氏は財務、エージャーズ・アフマド・シャー氏は内務、ファッワード氏は科学技術、アーザム・スワーティー氏は議会問題、グラーム・サルワル氏は航空、スームロー氏は民営化、フィルドース・アーシク・アーワーン女史は情報放送のそれぞれの省庁を統括

シェヘリヤール・アーフィリーディー氏は国土辺境地域相、ザファルッラー・ミルザー氏は国民健康保険制度、ナディーム・バーバル氏は石油部門担当のそれぞれ特別補佐官に抜擢、首相官邸は声明を発表

新財務相には困難が待ち受けているでしょう。焦りの場合再度諸問題が顔を出すでしょう。次の国家予算はIMFプログラムを如実に反映したものになるでしょう。以前にも申し上げました、「国民をどん底に突き落とすような決定は致しません。」と──アサド・ウマル

イスラマバード(APP通信、本紙):-パキスタン軍参謀総長、カマル・ジャーヴェード・バージュワー将軍が木曜日、イムラーン・ハーン首相と会見した。消息筋によると会見では治安状況やその他の問題について協議がなされたということである。さて、連邦内閣では大物の降板がありました。イムラーン・ハーン首相は連邦内閣の幾人かの閣僚の交代を行った。アブドゥル・ハフィーズ・シェイフ博士が財務顧問、フィルドース・アーシク・アーワーン博士が情報放送局特別補佐官に抜擢される一方、エージャーズ・アフマド・シャー博士は連邦内務相に任命された。木曜日、首相官邸により発表された声明によると、チョウハンドリー・ファッワード・フセイン連邦情報放送相は連邦科学技術相、グラーム・サルワル・ハーン連邦石油相は連邦航空相、エージャーズ・アフマド・シャー連邦議会問題担当相は連邦内務相、シャヘリヤール・アーフリーディー内務担当副大臣は国土辺境地域(=SAFRON)相にそれぞれ任命されたという。また、アーザム・スワーティー氏は連邦議会問題担当相、またアブドゥル・ハフィーズ・シェイフ博士は財務顧問、一方、ザファルッラー・ミルザー博士は国民健康保険制度、法令及び調整担当首相特別補佐官、フィルドース・アーシク・アーワーン博士は情報放送担当首相特別補佐官、そしてナディーム・バーバル氏を首相の石油局首相特別補佐官にそれぞれ抜擢されたという。
 イスラマバード(APP通信) アサド・ウマル財務相は財務相の職を退くことを決心しつつ、「イムラーン・ハーン首相はパキスタンの最上の希望の星であり、きっと彼が新生パキスタンを作り上げてくれるものと強く確信しています。」と述べた。木曜日、彼は自身のツイッターで次のようにつぶやいた、「内閣改造との関連で首相は私に財務相の代わりにエネルギー相を担当するように希望を表明されましたが、首相には私にはどの大臣職にも就く意思はないということでご理解を戴きました。」と。ところで、アサド・ウマル氏はイムラーン・ハーン首相のリーダーシップへの全幅の信頼を表明しつつ次のように言った、「新たなパキスタンの夢を実現させるためには私は自らに課せられた役割を果たし続ける覚悟です。新たなパキスタンのビジョンを実現させるためならいつでも私がおります。この先誰が新大臣になろうとも、困難が待ち受けているでしょうが、八か月前の状況はありません。改善に向かっています。経済にも改善の兆しが見え始めています。難しい決定を下すことも多々ありましょう。焦りは禁物です。焦りの場合再度諸問題が顔を出すでしょう。次の国家予算はIMFプログラムを如実に反映したものになるでしょう。財務相拝命の時点でも申し上げました、「国民をどん底に突き落とすような決定は致しません。パキスタン正義運動における当選及び落選リーダーの顔ぶれの重要性の点では異論はありません。私はパキスタン正義運動を去るわけではありません。首相は内閣改造の発表を早期に行われましょう」と。大臣職を辞任する理由に触れつつ次にように言った、「国の経済は困難な時期に差し掛かっています。野党も圧力を強めるために様々な口実をひねり出そうと必死です。我々は難しい決定をしました。新チームには少々時間が掛かるでしょうが、改善は訪れます。」と。更に曰く、「経済の基本的問題が解決されない限り、経済の状況が改善することはありません。在任期間中ある方面では成果がありましたが、別の方面でははかばかしい成果はありませんでした。」と。


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翻訳者:近悠矢
記事ID:805