バングラデシュ、対日本戦で吹っ飛ばされる
2019年09月18日付 Prothom Alo 紙
タイで開催されたAFC U-16女子選手権で、バングラデシュは日本に9-0で敗北を喫した。
ゴールキーパーのルポナ・チャクマが哀れに見えた。何度もゴールポストの中からボールを拾ってはチームメイトに渡す。そして試合が再開する…。ルポナのこのボールを拾いあげるしぐさは結局、9回で止むことになった。タイで開催されたAFC U-16女子選手権でこの日、バングラデシュの女子チームは日本に9-0で吹っ飛ばされた。2017年の同じ大会では、バングラデシュは日本に3-0で負けていた。
タイのチョンブリで行われたこの試合の結果は、バングラデシュ女子サッカーの退潮ぶりを象徴しているようだ。(主将の)マリア・マンダラはサッカーというスポーツを忘れてしまっていたようだった。サッカーのゲームで6ゴール以上の差がつくことは、負けたチームがいかに劣っているかを示す。2017年に初めてAFCの決勝に出場し、3度の優勝経験を持つ日本に3-0で負けたことは不名誉でもなんでもなかった。しかし、その2年後、その時の代表が多く残っていたチームが9-0で負けたことを受け入れるのは難しい。
9-0という試合をあれこれ分析するまでもないだろう。明らかにバングラデシュは日本女子の敵ではなかったということだ。ボールの制御力、スピードそしてスタミナ、全てにおいて日本が上回っていた。前半に5つのゴールを決められたときには、ゴラム・ロッバニが率いるチームはひどい大差で負けることになるのだろうと思えた。それに比べれば後半の4ゴールはたいしたことではない。
この大会の初戦、バングラデシュは開催国であるタイに1-0で敗れた。今日2度目の敗北を喫したことで、グループリーグでの敗退が決まった。グループリーグの最後の試合でバングラデシュは9月21日にオーストラリアとの戦いにのぞむ。
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翻訳者:藤原功樹
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