今日、1247校が新規開校:エルドアン政権は教育環境整備に重点(Milliyet紙)
2005年09月25日付 Milliyet 紙
エルドアン首相は、「夢ではなく現実、1年で1001校が開校」と名付けられた式典の中で、6つの県で行われた1247校の開会式を衛星を使って行った。
教育が第1の問題であると指摘するレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「トルコの教育に時代の求める水準や広がり、活力をもたらすことができなければ、他の分野を発展させたり進歩させることもできない」と述べた。
国民教育省と篤志家によって全国に作られた1247校の開会式は、アタテュルク文化センターを会場に、「夢ではなく現実、1年で1001校が開校」と言うスローガンとともにアダナ、ブルサ、アンカラ、ディヤルバクル、イズミル、トラブゾンの各県を衛星中継で結びながら行われた。
トルコを教育、保健、司法、治安の4つの軸足を基礎に発展させるため、大きな愛情を抱きながら出発したと話すエルドアン首相は、これらの中で最も重要なものは教育だと述べた。教育に最も多くの予算が割り当てられていることに触れ、同首相は「さあ女の子たちよ学校へキャンペーン」で毎月、初等教育を受ける男子生徒に18リラ、女子生徒に22リラ、中等教育を受ける男子生徒に28、女子生徒に39リラを支払うことや、こうしたお金が母親名義の口座に振り込まれるようにすると述べた。スピーチの後、同首相は衛星を介して繋がった6県の知事が紹介した1247校の開会式をラップトップコンピューターを使って行った。
バフチェシェヒル大学の2005-2006年度の始業式に出席したエルドアン首相は、現在(トルコにあるのは)国立かワクフ(財団)の大学だけで私立の大学はないことに触れ、次のように話した:「なぜ私立の大学はないのか?なぜ許可しないのか?何の制限があるというのか。初等教育と高校には私学があるのに、大学には許可されていない。我々は教育で民間資本を活用しようと言ったが、道が閉ざされてしまった。国が教育に十分投資する力がなく、一方で投資する民間資本があり、さらに国にそれらを活用できる能力があるのなら、なぜそうしないのか?世界はこれを行っている。保健の分野でやっていることを教育でもしよう。『いや、だめだ!』というがなぜだめなのか?頭を使っていない。今までに2頭の羊を追ったことがなく、自由に生きてこなかったから理解できないのだ」。
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( 翻訳者:佐藤 淳也 )
( 記事ID:930 )