ラマザン明け連休はじまる:海外旅行組も増加中(Milliyet紙)
2005年10月31日付 Milliyet 紙

 ラマザン(断食月)明けの祭日を利用して9日間の休みをとることができた人々は、早々と旅路についた。アタテュルク空港は人々であふれかえった。人気のある旅行先は、アンタリヤ、ボドルム、東アジアの国々、オランダ、イタリアとなった。


 ラマザン明けの祭日を活用する旅行者たちは、既に今日、旅立った。アタテュルク空港では乗降客が増加した。国内ではアンタリヤとボドルム、海外では東アジア諸国、オランダそしてイタリアが短期休暇の人気旅行先となった。

■人気の旅行先
 週末とラマザン明けの祭日を続けて休暇にした旅行者たちで、アタテュルク空港は、一昨日と昨日、混雑した。
 今年、海外の人気旅行先はシンガポール、バンコク、香港、バリ、アムステルダム、ローマ、そしてミラノだった。団体旅行会社のデータによれば、11泊の東アジア旅行は1500ユーロだった。

■国際便が増えた
 ヨーロッパではアムステルダム、プラハ、ブダペスト、セビリヤ、バルセロナ、ローマ、ベニス、そしてフィレンツェ、アフリカではモロッコとエジプトもトルコからの観光客を迎える。
 旅行会社の責任者は、海外ツアーでは20%、国内ツアーでは15%、旅行客が増加したことを述べた。またすでにトルコ人観光客も海外で一般的な早期予約を行っていること、そしてラマザン明けの祝日には約6万人が休みを海外で過ごす予定であると説明した。
 一方、トルコ航空や民間航空会社も増加する利用客に対応するため、多数の追加便を設けた。

■国会議員へ10日間の休日
 国会議員は10月28日金曜日の夜遅くまで続いた残業の後、10日間の連休に入った。政党間で調整を行い、トルコ大国民議会は11月1日を休日とする決定がなされた。こうして国会に11月8日火曜日まで10日間の「休日」が正式に与えられることとなった。


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( 翻訳者:岩根 匡宏 )
( 記事ID:1206 )