モッタキー外相、ムバラク大統領と会談 シャルグ紙
2005年11月20日付 Sharq 紙

2005年11月20日付シャルグ紙1面

【メフル通信】モッタキー・イラン外相はムバラク・エジプト大統領との会談後、イランがイラク内政に干渉しているとの批判を、根拠のないものであるとして否定した。

 クウェート通信の報道によると、マヌーチェフル・モッタキー外相は、イランは決して「部族主義」的な色眼鏡でイラクを捉えてはいないと強調した。イラク国民統一会議準備会合に出席するためにエジプトを訪れたモッタキー外相は昨日、ホスニー・ムバラク大統領と個別に会談し、「これ(イラク国民統一会議)は、イラク国民全体に関わるものであり、イランはその他の周辺諸国とともに、イラク国民が統一を維持し、イラクの将来に対する意思決定にイラクの全階層が参加することが必要であると確信している」と付け加えた。

 同外相はさらに、「イランの立場はすでに明示しているとおりである。われわれはイラク国民の全階層を、国民という一つのまとまりにおいて捉えている。またイランは他の地域諸国と協調して、イラク国民の問題解決のために力を尽くしたいと考えている」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:1342 )