ハッキャーリで自動車爆弾、23人負傷:アクス内相現地入りへ(Milliyet紙)
2005年11月03日付 Milliyet 紙

 ハッキャーリのシェムディンリ郡で、少なくとも150キロの爆発物を積んでいたと推測される自動車が爆発し、23人が負傷した。アクス内務大臣は今日現場に赴く。

 ハッキャーリのシェムディンリ郡は、PKK(クルド労働者党)のテロリストが仕掛けた爆弾による攻撃で再び戦場と化した。少なくとも150キロの爆発物を積んでいたとみられる自動車で起きた爆発で、7人の治安責任者を含む23人が負傷し、67の家屋や事務所が使えない状態となった。アブデュルカーディル・アクス内相は、今日現地へ調査に赴く。
 郡の憲兵司令部から20メートル離れた場所にある共和国広場に停めてあった車で、昨夜23時ごろに爆発が起きた。
 負傷してシェムディンリ国立病院に運ばれた3人の警官、4人の兵士、16人の民間人に急いで治療が行われた。

■市内は停電
 約200メートル四方の範囲に被害をもたらした爆発により送電線が被害を受けたため、市内は停電した。防護壁に囲まれた軍警察の建物はガラスが割れた。ヴァンのナンバープレートをつけた自動車で起きた爆発には、最初の捜査で少なくとも150キロの爆発物が使われたことが分かった。アクス内相は、今日専門家たちとともにシェムディンリに赴き、捜査に立ち会う。今回の攻撃は、PKKが県庁や郡庁の所在地で行った最大の軍事活動であることが判明した。ハッキャーリ県のエルドアン・ギュルビュズ知事は、「公共事業省の担当者が被害の確証に努めている。爆発による被害は国によって補償される」と述べた。

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( 翻訳者:佐藤 淳也 )
( 記事ID:1225 )