AKP系のアンカラ・ママク市役所、酒類販売店の24時間営業認めず(Milliyet紙)
2005年12月10日付 Milliyet 紙

 公正発展党(AKP)系市長のいるアンカラのママク市役所が、24時間営業の酒類販売店に対する許可を更新する際に、23時に閉店する条件を課した。

 市長がAKP系であるママク市役所は、酒類を販売する24時間営業が許可されていたいくつかの販売店の許可を取り消した。新しい許可のもとでは、遅くとも23時までの営業しか許可されない。24時間営業の許可を取り下げられた販売業者の一人であるメティン・ダシ氏は、この適用は「酒が厳しく抑制される必要がある製品であるという国際的な見解」に起因していると述べた。ダシ氏は、手続撤回の要請で訴訟を起こした。ダシ氏は、請願書に、ママクにある「バイラム ブッフェ」という名の販売店へ、1996年1月4日に市役所の(当時の市長は共和人民党系)委員会の決定で24時間営業の許可が与えられたこと、そして5月19日並木通り30/Aにある販売店を2001年1月31日に引き継ぎ、バトゥハン・シャルクテリという名前で営業を開始したことを述べた。ダシ氏は、請願書で、市役所の許可が2005年5月に期限が切れ、更新された許可では営業時間が「5:30開店、23:00閉店」に変更されていたことを明記している。酒類禁止は盛り込まれていないと主張するAKP系のガージ・シャーヒン市長は、「23時までの営業許可が下りた業者の中に、 24時間営業が許可された業者について不満を訴えた者がいた。我々はこの事態を収拾したのだ」と語った。



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( 翻訳者:清水 葉月 )
( 記事ID:1476 )