故マヌーチェフル・アータシーの全詩集刊行、詩人追悼式 シャルグ紙
2005年12月10日付 Sharq 紙

2005年12月10日付シャルグ紙17面

【ファールス通信】ネガーフ出版の編集長は、(先月20日に死去した詩人)マヌーチェフル・アータシーの全詩集を、未刊行の二詩集も含め出版する予定であると語った。

 同出版社編集長のアリー=レザー・ライースダーナーは、上記全詩集が約1700頁に及ぶものになると述べ、次のように話した。「この全詩集には、これまでに刊行されたアータシーの12詩集に加え、生前、出版の予定でアーターシー氏から原稿を受け取っていた、未刊行の二詩集も収める予定である。」

 同編集長は、さらに、「アータシーの12詩集のうち、9詩集は当社が刊行しているが、残り3詩集は、それぞれ別の出版社から出されている。」と述べ、最後にこう明かした。「併せて、アターシーの一連の未発表作品を彼の家族から提供していただき、同全詩集に収める予定である。しかし、未だ我々の手元にはない。」

 故アーアタシーの詩集としては、『新しき音楽』、『地の声』、『薄明の別れ』、『赤い薔薇の咲く様』、『世界の古き形よりなお美しく』、『何と苦きことか、この林檎は』、『夜明けの出来事』、『ソルナー(オーボエ)の奏でるガザル(抒情詩)』、『小麦とサクランボ』などを挙げることができる。

* なお、シャルグ紙は同日17面で、12月5日にテヘラン市内で行われたマヌーチェフル・アータシーの追悼式について報じ、アリー・バーバーチャーヒー(詩人・批評家)やアブドゥル=アリー・ダストゲイブ(批評家)の追悼の辞について伝え、「前国会議長のメフディー・キャルービーやモハンマド・ダードファル」が列席したことを報じるほか、モハンマド・ハータミー(前大統領)やエッザトッラー・ザルガーミー(イラン国営放送総裁)らも出席予定であったと述べている。

* マヌーチェフル・アータシーは、ブーシェフル生まれ、登録上は1921年生




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( 翻訳者:前田 君江 )
( 記事ID:1484 )