車の運転席でも喫煙が禁止に(Millieyt紙)
2005年12月21日付 Milliyet 紙

たばこ製品の健康被害予防に関する法律を改正したトルコ大国民議会保健委員会は、車の運転時に運転席に座る人の喫煙を禁止することを決めた。
同委員会は公共の場での喫煙禁止を拡大させる法案の内容を今日最終決定する。同委員会での新たな決定によれば、警察はシートベルトをしていないドライバー同様、喫煙しながら運転する人に対しても罰金を課す。罰金の金額は今日明らかになる予定。ただ金額は、軽犯罪法の規定に照らし合わせると50トルコリラ以下になることはないとみられる。

■注意を散漫させる
保健委員会委員長で公正発展党コジャエリ選出国会議員のネヴザト・ドアン氏は「この条項に感情的な見方をしないことが必要だ。喫煙時の運転が難しいことは明らかだ。灰が体に落ちたり、注意を散漫させる。たばこは身の安全を危険にさらすのだ。同時に子どもをはじめ同乗している人すべてに不快な思いをさせる。(法案の改正で)シートベルトのように自分の身の安全を守ったことになる」と語った。
新しい決定によれば、たばこは「目立たない」場所で販売される。たばこのパッケージを目立つように飾ったりカラフルな見た目にすることはできなくなる。



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( 翻訳者:塚田 真裕 )
( 記事ID:1558 )