イラクで人質となったドイツ人考古学者のためにベルリンのモスクで祈り(Milliyet紙)
2005年12月03日付 Milliyet 紙
2日の昨日、ベルリンで宗務トルコ・イスラーム協会に属するチュルク・シェヒトリック・モスクと、イスラーム連盟に属するエミル・スルタン・モスクで、イラクで人質となった考古学者スザンヌ・オストホフさんの救出を願って、礼拝が行なわれ祈りがささげられた。
ベルリンのエールハルト・キョルティング上院議員は、シェヒトリック・モスクでムスリム達とともに並んで金曜礼拝を行った。その後、エミル・スルタン・モスクで午後の礼拝を行った。キョルティング上院議員は、読み上げられた祈りの後、人質のオストホフさんのために「アーメン」と言った。シェヒトリック・モスクのイマームであるハルン・ブルト氏は、フトバ(説教)の中で次のように述べた。「テロは宗教とは関係ない。イスラームは寛容、平和、友好の宗教である。他人に害を及ぼそうとたくらみ、その人を殺すことは、イスラームとは全く相容れないことだ。イラクで人質にされたドイツ人スザンヌ・オストホフさんと彼女の家族を思うと私たちは非常に悲しい。彼女が少しでも早く救出されて家に戻れるよう、皆一緒に祈りをささげ『アーメン』と言いましょう。」
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( 翻訳者:藤巻 晋也 )
( 記事ID:1430 )