EUサミット(6/16-17)にむけトルコ加盟交渉日の記載で駆け引き(Milliyet紙)
2005年06月10日付 Milliyet 紙
6月16、17日にブリュッセルで行われるEU首脳会議結論概要報告でのトルコに関する箇所がまた議論を呼んだ。EU常駐代表委員会で取り上げられた文書の中の10月3日に関連した記載が議題となった。
フランスやオーストリアなどの数カ国がトルコに関する条項に当初定められた加盟交渉の期日10月3日について言及する必要性がないと述べた。これに関し、イギリスが提示した「12月17日の決断の全要素」について言及した一般的な発言が受け入れられた。言葉上の駆け引きに終始したこのアプローチによって、10月3日の交渉開始に直接言及しない、しかしながら結果としては議論はこの日程で開始する形で合意に達した。議案は月曜日にEUの外相らに提出される。
■協調議定書の準備は出来ている。
アンカラ議定書をEU全体に拡大した協調議定書も常駐代表委員会を変更なく通過した。月曜日にEUの外相らが議論なく文書を承認するだろう。そして、このようにして議定書はサイン待ちの状態になるであろう。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:181 )