アフマディーネジャードを当選させるための企み
2005年06月18日付 Sharq 紙

シャルグ紙オンライン版

2005年6月18日9時00分(現地時間)

選挙結果の発表は、いつもならば、内務省選挙管理本部がその責を負っている。ところが、今日は残念なことが起きてしまった。エルハーム護憲評議会報道官が朝8時のニュースの数分前に、〔テレビ、あるいはラジオの〕受信機の前に現れ、アフマディーネジャードが選挙で2番目に多い票を得ていると発表したのである。他方、この発表の数分後、8時のニュースで、得票結果を発表する法的職務を有する内務省選挙管理本部は、ハーシェミー・ラフサンジャーニーとキャッルービーが現在1位と2位である旨発表している。このような護憲評議会の動きは、アフマディーネジャードとモイーンの得票差が縮まりつつあり、票の読み上げが進につれて両者の位置が逆転する可能性があるなかで起きたことである。

昨日、護憲評議会の世論調査で、アフマディーネジャードが1位となったとの結果が発表された。さらに普通ならば票の読み上げがはじまる前には閉まってしまうはずのケイハーン新聞が、アフマディーネジャードが選挙の第二ステージ(決選投票)に進んだとの報道を流している。

〔後略〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:246 )