フランス:アルメニア人「虐殺」否定に処罰法案を準備(Milliyet紙)
2005年04月26日付 Milliyet 紙
フランスのフランソワ・オーランド社会党党首は、アルメニア人移住から90年を迎え昨日パリで演説を行い、そのなかで‘1915年のアルメニア人虐殺’を否定することに対し、処罰を求める法案を準備していると明らかにした。社会党はトルコのEU加盟を支持する一方、トルコが‘アルメニア人虐殺’の事実を認めることを一つの条件とみなしており、オーランドは演説のなかでこのことも強調した。
一方で、フランス政府と、またオランダ政府もルクセンブルクで開催されているEU外相会談で、今日行われる予定のトルコEU共同会議において、アルメニア問題についても協議を行うよう求めた。バルニエ・フランス外相とボット・オランダ外相は、現在のEU議長国ルクセンブルクに対し、トルコを‘虐殺’に関する過去と向き合わせるため、強硬な態度で臨むよう要請した。
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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:18 )