ディヤルバクル第4重罪裁判所決定、エルバカン無罪に(Milliyet紙)
2005年04月27日付 Milliyet 紙

ディヤルバクル第4重罪裁判所は、1994年にビンギョルでのスピーチのために懲役刑が言い渡れていた福祉党の幹部ネジメッティン・エルバカンの有罪判決が最終判決によって取り去ることを決定した。エルバカンの弁護人は依頼人らの有罪判決の記録が削除されていたために行った申し立てに関するディヤルバクル第4重罪裁判所で行われた訴訟にエルバカンの弁護人ムスタファ・カマラックが参加した。

エルバカンは、ビンギョルで1994年に行ったスピーチのためにトルコ刑法の312/2条に定めた「宗教、言語、人種の相違によって、民衆の敵意を駆り立てること」という罪で、ディヤルバクル第1国家安全法廷で1年の禁固刑と220000リラの罰金が科せられたが、この刑が2001年をもって満場一致で執行猶予を法廷委員会は明かした。

刑の執行猶予開始である2001年1月3日以後3年間エルバカンは、「計画的な犯罪を犯していないため、第4616番、第4454番の法の2/4条項の適用」により法廷は、有罪判決との最終判決を取り消した。




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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:22 )