6月14日付シャルグ紙政治面
ベフヌード、選挙における学生の役割を力説
【政治部】マスウード・ベフヌードはロンドン統一協会での第9期大統領選挙をめぐる円卓会議において、イランにおける選挙の歴史について簡単に触れたあと、講演の一部でイラン社会の三つの層について述べた。すなわち、ⅰ)社会の一部は「絶対に選挙に参加する」、ⅱ)中間は「参加する動機、きっかけを必要としている」、ⅲ)また一部は「絶対に参加しない」。ベフヌードは選挙という舞台は当然政治のバロメーターであり、それに適した場だと評し、学生を今回の選挙の票の行方を左右する最も重要な基準だと述べた。彼は「どの学生にも6票もの眠れる票が潜在しており、もし誰かが200万の学生の票を得ると仮定すると、1200万もの票が彼の票に加えられることとなる」と述べた。彼は先進国では、政党や新聞がこの票の行方を左右する力を有していることに触れ、「イランでは、かつてこのような立場を宗教指導者が有していた時代があったし、2、3年前も改革派の新聞が票の行方を基本的に左右する位置にいたが、今回の選挙で票を左右するのは、若年層と家族と暮らす学生たちである」と指摘した。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:228 )