選挙に関する大統領の勧告
2005年06月14日付 Sharq 紙

シャルグ紙2面

【ISNA】日曜日、セイエド・モハンマド・ハータミー大統領を議長として、閣議が行われた。同閣議では、大統領選挙の実施要領や、一部の候補者による選挙違反について報告がなされた。大統領は同報告を聞いた後、選挙違反の早急な調査、選挙集会や演説を妨害した活動分子の身元割り出しや彼らに対する厳しい取締りを強く求め、選挙の健全性について内務省と各治安機関に、以下のことを厳格に実行するよう勧告した。

ⅰ)選挙活動におけるいかなる違反をも阻止すること、選挙の健全性を保証すること、違反者に対して対処すること、候補者を貶めるような、シャリーア的にも法的にも不法な行為を行う活動分子や中傷的なビラを作成・配布する者たちの身元を割り出し、厳しく取り締まること、そしてこのような違反や明らかな犯罪を犯した者たちを徹底的に追及すること。

ⅱ)公共施設や政府施設の悪用を防止すること、法的に選挙開催に責任を負っている公的機関が一部を肩入れするような行為を行うことは禁止されているということを周知徹底すること、そしてこの種の違反者に対して厳しく対処すること

ⅲ)司法権には、違反者に対して毅然と対応するよう、お願いしたい。

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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:264 )