公正発展党支持層の28%、客人を男女別々(ハレムとセラームルック)に歓待(Milliyet紙)
2005年06月20日付 Milliyet 紙

AKP(公正発展党)の党員と有権者に対して行った調査によると、同党支持層の72%が反米感情を抱いている。28%が客人を男女別々(ハレムとセラームルック)に歓待している。そして14.5%が政党のあり方を否定的に見ている。

CHP(共和人民党)を「反米政党」と呼んだレジェプ・タイイプ・エルドアン首相率いるAKPの党員と有権者を対象に行われた調査で、同党支持層の72%が反米感情を抱いていることが明らかになった。支持層の28%が客人を男女別々(ハレムとセラームルック)に歓待する一方、左派を「祖国の裏切り者、テロリスト、アナーキスト」だと考えている。
シャーバン・クズルダー博士はイスタンブルで、AKPに投票した1930人(19%の党員を含む)に対し、同党の政治的アイデンティティに関する調査を行った。クズルダー博士の400ページにもわたる調査は、7月に「AKPはどこから現れたのか―AKPの政治的アイデンティティ」という名前で刊行される予定である。
調査で明らかになったことは以下の通り。
・28%が、本人または家族の少なくとも1人がイマーム・ハティプ高校に在学中、または卒業生である。
・38%が、本人または家族の少なくとも1人がイスラム的な方法に従った服装をしている。
・28%が、男女別々(ハレムとセラームルック)に客人を歓待している。
・10%が、家族に1人もイマーム・ハティプ高校の在学生、卒業生がいないにもかかわらず家庭で客人を男女別々に歓待し、家族の中の女性がイスラム的な方法に従った服装をしている。

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( 翻訳者:岩根 )
( 記事ID:275 )