5月30日シャルグ紙1面
【ファールス通信】プリペイド型の携帯電話SIMカード「ターリヤー」は、市場に登場して数日間のうちに、売買が始められた。プリペイド・SIMカード「ターリヤー」はホルダード月4日(5月25日)からカードの受け渡しが実施されたが、すでに通信機器を取り扱う市場において売買が開始されており、人々の注目を集めている。市場関係者によると、プリペイド・SIMカード「ターリヤー」は、4万トマーン〔約4800円〕の価格のものが5万5千〜6万トマーン〔約6600〜7200円〕で、また2万トマーン〔約2400円〕のものが3万~3万5千トマーン〔約3600〜4200円〕で、現在市場で売られているという。また関係者は、「利用期間が30日間といわれている1万トマーンの価格のSIMカードの売買はそれほど行われていない」という。市場関係者によると、4万トマーンのSIMカードは、以前の通知に反し、登録申請者に45,200トマーン〔約5400円〕で受け渡されており、その利用期間は150日、2万トマーンのSIMカードの利用期間も70日である、ということだ。市場関係者はプリペイド・SIMカードの欠点について次のように述べている。「『ターリヤー』プリペイド・SIMカードには、テヘラン区域のみをカバーしているという欠点があり、また認識されていない盲点も多々存在している」。また、記者が通信機器市場から得た情報によると、SIMカードの価格は下げ止まり、上昇傾向にあるという。コード5のゼロSIMカードの本日の価格は、市場では5万トマーン〔約6千円〕上がって、82万5千トマーン〔約9万9千円〕であった。
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( 翻訳者:岩間縁 )
( 記事ID:99 )