エーゲ海のリゾート、チェシュメで爆弾テロ:20人負傷(Milliyet紙)
2005年07月10日付 Milliyet 紙

イズミルのチェシュメ郡で爆弾テロ事件が起きた。チェシュメの中心街にある銀行の近くに置かれていたごみ箱が爆発し、1人の重傷者を含む20人が負傷した。
イズミル県のレヴェント・クダク保健局長はアナトリア通信の記者に行った会見で、重傷を負った人は9エイリュル大学医学部付属病院に搬送され、近郊の他の病院も警戒態勢を取ったと述べた。
クダク局長はけが人の数は20人であるとし「5台の救急車がチェシュメ国立病院の前で待機しており、応援の救急部隊も派遣している。死者が出なかったのが不幸中の幸いだ」と語った。
他のけが人はチェシュメ国立病院に運ばれた。
同県のユスフ・ズィヤ・ギョクス知事とハリル・タタシュ県警本部長は事件現場を視察に訪れた。

■手製爆弾が爆発

チェシュメ国立病院でけが人を見舞ったギョクス知事は、新聞記者に対し行った会見で「爆発したのは手製の爆弾だ。チェシュメはトルコでも有数の行楽地であり、死者が出なかったのは幸いだ。けが人のうち2人は外国人(イギリス人・ロシア人)の旅行者だった。目下現場を封鎖して実況見分を進めている」と述べた。

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( 翻訳者:穐山昌弘 )
( 記事ID:418 )