ハッキャーリでPKKテロ-軍事車両が地雷で爆破、3人死亡15人負傷(Milliyet紙)
2005年07月09日付 Milliyet 紙

ハッキャーリのシェムディンリ郡で軍の車両がテロ組織PKK(クルド労働者党)により仕掛けられた地雷を踏み、最初の報告によれば3人が死亡、15人が負傷したと伝えられた。
同郡のデレジッキ町郊外で巡回パトロール中におきた事件で死亡した兵士はメフメト・チャムジュ、エンデル・アルベル、イブラヒム・ボイベイであることが判明した。
負傷した下士官のアデム・シャハン、兵卒のジェンギズ・アイドゥン、ヒュセイン・トルン、ネフィ・イェティティレン、アブドゥラジズ・チャルシュカン、ジェム・オズチュルク、アブドゥッラー・ゲズギン、バルシュ・ギョクバシラル、ベスタビ・べジルオール、ジェマル・シャーヒン、メフメト・エンギン、ゼイネル・オズデミルの15人はハッキャーリ軍事病院で治療を受けていると伝えられた。
軍関係者は、このほか身元不明の3人の兵士がヴァン軍事病院で治療を受けていると述べた。

■遠隔操作で爆発させた
爆発はテロリストが離れたところから遠隔操作で地雷を爆破させたことによって起きたことが明らかになった。現場で捜査にあたっている治安当局は、爆発があった地点にほど近い2つの別々の場所で爆発物を準備する装置が発見された。現場を封鎖した治安当局は、テロリストが地雷を60口径の迫撃砲弾に詰めて離れた場所からコントロールして爆発させたと語った。関係者は周辺に別の仕掛けがある可能性があることから、捜査活動を続けていくと表明した。

■チュクルジャで兵士2人が負傷
一方、ハッキャーリのチュクルジャ郡で地雷の捜査にあたっていた兵士が地雷を踏み2人の兵卒が負傷した。負傷者はハッキャーリ軍事病院で治療を受けており、シェムディンリとチュクルジャで引き続き捜索が行われることが明らかにされた。

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( 翻訳者:清水葉月 )
( 記事ID:407 )