シリア・アサド大統領トルコ訪問へ-エルドアン「アメリカを怒らせる心配はない」(Milliyet紙)
2005年07月13日付 Milliyet 紙

首相府の報道官、アキフ・ベキは、今月末にシリアのアサド大統領が、エルドアン首相の私的招待客として非公式にトルコを訪問することを明かした。ベキ報道官はトルコとシリアの接近がアメリカを懸念させるのではという質問に対し、「首相はこのことについて全く不安に思っていない」と返答した。ベキ報道官は以下のように述べた。

■「訪問は私的日程である」
「トルコは地域の安定と繁栄を重要視している。また、恒久的な平和の実現や平和な地域の拡大も重要課題に据えている。今回の訪問はこれらの努力の延長として考えていただければよい。近隣諸国の民主化プロセスの促進という観点から、首相はこれらの国々との関係強化は必要かつ不可欠であると考えている。こうした見解は、アメリカ高官にも、いく度にもわたってトルコや国際社会の世論にも明らかにしてきた。アサド大統領のトルコ訪問は私的日程だ。首相の私的招待客として休暇を過ごす目的で行われる訪問である」。

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( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:434 )