祖国党ムムジュ党首、エルドアンに対しスカーフ問題で提案(Milliyet紙)
2005年07月08日付 Milliyet 紙

スカーフ問題解決のために憲法改正を望むムムジュは、面会を申し入れたにもかかわらず、首相エルドアンが返答をしないのを受けて、提案を手紙で繰り返した。

首相から面会を望み、特にスカーフ問題の解決策と大統領の国民選挙について憲法改正を行うことに関する提案を公表した祖国党党首エルカン・ムムジュは、エルドアンが返事をしないことを受けて、提案を8枚の手紙に書いて繰り返した。ムムジュは、手紙の解決策提案を次のように羅列した。

●「社会的一致」のような意味のはっきりしない概念の代わりに、解決策を可能にする唯一の問題は「民主主義的な和解」である。

●問題の根幹に、宗教的価値と世俗主義原理の間に相容れない矛盾があるという方向での誤らせる認識がある。

●スカーフのために国民投票が行われる企画は、社会を分離させる問題を生み出す可能性がある。

●教育の自由を脅かす身なり服装の制限は廃止されるべきだ。

●身なり服装の議論を終らせるために、公共サービスを受ける側と公共サービスを提供する側は基本的に分けて考えられるべきだ。

●大統領の地位と政治的システムは健全な形で定義されるべきである。大統領を国民が二種類の選挙で、最長二期として選出されるべきだ。

●不可侵性を限定するための憲法の改正を行うべきだ。

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( 翻訳者:池田 慈 )
( 記事ID:408 )