イラク復興会議、ボルのアバントで開催(Milliyet紙)
2005年07月14日付 Milliyet 紙
イラクで8月15日までに完成し、10月15日までに国民投票にかけられる予定の新憲法に関する会議の一部がトルコで開かれている。外務省と中東・バルカン調査ワクフが計画しボルのアバントで始まった非公開の会議には、イラクの全グループの代表者とイラク法務省のイスメト・アブデュルメジト政務次官、トルコのオスマン・コルテュルク イラク特別代表も参加している。コルテュルク特別代表が今日、会議に関する会見を開くことが伝えられた。意見交換の場として設定され、憲法の表記法について主に話し合われた会議は今日で閉幕することが判明した。
トルコは、新憲法でトルクメン人が国民を構成する“基本的な”要素として認められることや、キルクークの特別な地位の保全を望んでいる。キルクークと近郊の石油資源が特定のグループに独占されないこと、天然資源が全イラク国民に属すること、そしてイラクに隣接する国々もこれらの事柄を望んでいることを、トルコが会議の中で再度明言することが期待されている。
※トルクメン人・・・イラクに居住するチュルク系民族。中央アジアのカスピ海東南岸に居住するチュルク系民族との民族的関係は明らかではない。
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( 翻訳者:田林玲 )
( 記事ID:446 )