ゲジェコンドゥから頂点へ-入試外国語で全国2位のチョバン君!(Milliyet紙)
2005年07月21日付 Milliyet 紙
大学入試の外国語科目で全国2位になったブルサ・アタテュルク高校の卒業生、ムラト・シェヴキ・チョバン君は、家族の生活が苦しいにもかかわらず、大きな成功を収めた。父親が仕事があるときには働き、仕事がないときには生活保護を受けて空腹を満たしていたと話すチョバン君は、「家が貧しいので、私の唯一の目標はいい成績を取って奨学生として大学に入ることだった。校長先生から知らせを聞いたとき、世界が自分のものになったような感じがした」と話した。
スーパーリセ(外国語教育に重きを置く高校)で学んだチョバン君は、喜びを彼が「自分の全て」と言う母親、ハティジェ・チョバンさんと分かち合った。チョバン君は「順位のことは頭になかった」と言った。(学校の)授業で試験に備えたことや、成功はビルン・アヤズをはじめとする学校の先生達のおかげだと話した。
■学費を払うため職探し中
家が貧しいため家族が自分を学ばせることは不可能だと言うチョバン君は、次のように続けた。
「奨学生として教育を受けることができる。入学のときに困らないようにするために働く必要がある。半日の仕事を見つけて少しお金を稼がなければならない。ビルケントかボアズィチ大学のどちらかで通訳・翻訳学科を卒業して、修士号を取って、EUか国連になんとか入って、そこで公認通訳になりたい」と話した。
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( 翻訳者:佐藤淳也 )
( 記事ID:496 )