軍司令官が次期大統領アフマディーネジャード氏と会談 ハムシャフリー紙
2005年07月03日付 Hamshahri 紙

7月3日付ハムシャフリー紙 政治面

軍司令官が次期大統領アフマディーネジャード氏と会談

【ファールス通信】イラン・イスラーム共和国軍司令官たちは、昨日の午後、次期大統領マフムード・アフマディーネジャードと会談した。大統領府メディア事務局からの発表によると、マフムード・アフマディーネジャード氏は、この会談において、イスラーム国家としてのイランは、イスラーム世界の安全保障上の中心点であるとした上で、「イラン・イスラーム共和国の政策は、世界における平和、公正、そして緊張緩和の拡大を旨としており、それは揺るぎないものである」と強調した。同氏は、発展した国家であり、またイスラームの手本であるイラン・イスラーム共和国体制にとって、イスラーム世界に対して範を示すことは、基本的義務の一つであるとし、軍はこの点にきちんと注意を払うことが必要であると述べた。

 アフマディーネジャード氏はさらに次のように付け加えた。「8年間にわたる聖なる防衛〔イラン・イラク戦争のこと〕の経験を持ち、権力と偉容の絶頂に達した軍はいまや、憐れみ深く、有能かつ知的、そして勇敢で献身的な軍隊を、国民の力と安全の守護者として、自らの内に蓄えてきた」。次期大統領は、強力な軍隊を享受することは、国家にとって必要不可欠であるとした上で、イラン・イスラーム共和国軍は国家と国民にとって大きな資産であると述べた。アフマディーネジャード氏は、次のように説明した。「この聖なる国土の力と安全、そして栄誉のために尽力する司令官や兵士たちは、実際、国民、さらにはイスラーム世界の安全の守護者であり、私はこのような軍をもつ国家に奉仕することができることを誇りに思う」。

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( 翻訳者:北川晃久 )
( 記事ID:374 )