アルメニア占領下カラバフ地方での選挙へ警告(Radikal紙)
2005年06月18日付 Radikal 紙

(アンカラ発)
アルメニア占領下にある高地カラバグ(ナゴルノ・カラバフ:Yukarı Karabağ/アゼリー・トルコ語ではDağlıq Qarabağ)において明日行われる予定の議会選挙を前に、ナームク・タン外務省報道官は、トルコが同選挙を「不当なもの」と考える旨を明らかにした。タン報道官は「目下、アルメニア占領下にある高地カラバーにおいて予定されている選挙は、国際法と、国連、欧州安全保障協力機構、及び欧州評議会の各原則、とを損なうことを意味する。」と述べた。タン氏は、トルコが、この問題(訳者註:所謂「ナゴルノ・カラバフ問題」を指す)が、アゼルバイジャンの領土的一体性の枠内で、また国際法に則った形で、対話によって解決されるべきであると信じている、と述べた。

■パリで和平会談
一方で、同問題の平和的解決を目指した交渉の一環として、アゼルバイジャンのエルマル・メメディヤロフ外相とアルメニアのヴァルタン・オスカニヤン外相がパリで会談した。


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( 翻訳者:長岡大輔 )
( 記事ID:252 )