エルドアン首相の3日間(Milliyet紙)
2005年08月10日付 Milliyet 紙

 エルドアン首相は、今日知識人たちと会談し、明日ユニバーシアードが開かれるイズミルで、戦死者の家族と集まる。明後日懸案のディヤルバクル訪問を実現させる予定。
 エルドアン首相は、ここ3日間にトルコの3大都市で、重要な会談が予定されている。
エルドアン首相は、まず今日の13時にPKK(クルド労働者党)の武装勢力に無条件降伏するように呼びかける知識人の代表団と面会する。代表団のスポークスマンを務めるゲンチャイ・ギュルソイは、150人の署名を集めたレポートの主要な点についてコメントする予定。12人の代表団に所属する他の委員はそれぞれ個人の見解を述べる。

■明日はイズミル
 エルドアン首相は明日も第23回世界大学夏期競技会(ユニバーシアード)の開会式に出席するためイズミルに行く。イズミル県知事のオウズ・カーン・キョクサルを訪問する予定のエルドアン首相は、その後、戦死者の家族会で戦死者の家族や親戚の抱える問題について聞く予定。

■最後はディヤルバクル
 エルドアン首相は、以前2度も訪問を延期したディヤルバクルへの訪問を金曜日に実現する。ディヤルバクル-エルガニ間複線道路の開通式に参加する首相は、集合住宅運営局が行った960軒分の鍵の授与式典にも参加する予定。エルドアン首相が国民にメッセージを送ることも期待されている。

■警備体制
 エルドアン首相のディヤルバクル訪問に向けて警備体制が整えられた。この期間警備会社の休暇は先延ばしされた。町の中心部への出入りが制限され、4千人近くの警官がエルドアンの身辺を警護する。



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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:635 )