ギュル外相、WEB上でテレビ放映開始(Milliyet紙)
2005年08月18日付 Milliyet 紙

外務大臣がインターネット上で放送している「ギュル・テレビ」では、大臣の演説の記録のほか、懇談や試合を見ている姿なども視聴できる。

アブドゥッラー・ギュル外相は、日ごろの問題に関する考えを国民に伝えるインターネットサイトで、自らが出演する番組の放送を始めた。サイトのトップページにあるテレビスクリーンの下には「ギュル・テレビ」と書かれている。ギュル外相は、http://www.abdullahgul.gen.trというURLで開設したギュル・テレビで、議会やテレビ局で行った演説を録画して放送している。サイトを訪れた人は、25本ある放送の中から好みのものをクリックして視聴することができる。

■懇談の様子もある

ビデオギャラリーの部分にも、ギュルが仲間と行った会議や電話会談、国民や政治家との懇談の模様や、友人たちとサッカーの試合を観戦しているところをハンディカメラで撮影した映像もある。サイトでは放送に関して次のように述べられている。

■「ミニ放送の目的」

「国民の皆さんに直接伝えることのできるミニ放送を行っています。プロのテレビマンではありません。目的は国会議員として行った演説を視聴できるようにすることであり、特別インタビューを通じて私どもの考えをお伝えすることです。時にはマスコミで放送されない事柄についてもお話しすることもあるでしょう」。
サイトには国民からの要望や苦情、殉職者慰霊祭での写真が掲載されているほか、さまざまなアンケートもある。「ギュルの外務大臣としてのパフォーマンスをどう評価しますか?」という質問に対し、回答した16,766人のうち56%が「非常によい」、16%が「よい」、6%が「まぁまぁ」、3%が「悪い」、19%が「非常に悪い」と答えた。

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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:702 )