トルコの警官にチャット禁止命令(Milliyet紙)
2005年08月20日付 Milliyet 紙

警察庁は中央・地方組織に送った通達で、職員のチャットについて注意した。

警察庁のフェイズッラー・アスラン副長官の署名とともに先週職員一人ひとりに出された通達で、インターネットを利用したチャットやゲームサイト、メールグループで行われている無秩序な書き込みが、取り返しのつかない問題を引き起こしたことに対し注意が喚起された。通達の中で、ある組織の職員がこのことで個人的被害を受けたことや、職員の身の安全や諜報機関の(調査を受ける)リスクを負い、警察官という職務に必要とされる信頼や尊敬を傷つけたと記された。

■誤った行動には刑罰も

通達では職員がインターネット上で見知らぬ人とチャットをしないことや、メールやSMS(ショート・メッセージ・サービス)を使う際には慎重を期すこと、また写真や文書を送るときにはインターネットではなく警察庁のイントラネットであるポル・ネットを用いるよう指導している。
インターネット上の誤った行動は処罰するとも書かれている通達で、公職に就く者が必要とする敬意や信頼感を揺るがす行動や振る舞いに対し、国家公務員法と警察組織規律規約の関連条項を職員に再度周知した。

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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:711 )