花婿はスルタンの孫(Radikal紙)
2005年08月08日付 Radikal 紙

ここのところブュレント・エジェヴィトの「(スルタンは)売国奴ではなかった」という発言で注目を集めているオスマン・トルコ帝国の最後の皇帝ヴァハデッティンが、孫の結婚式でまた話題になった。スルタン・ヴァハデッティンから三世代目の孫であるハリル・オズデシュは、成功した実業家であり旧サッカー連盟管理組合のメンバーであるムカン・ぺリンチェックの娘スィルメン・ぺリンチェックと結婚した。
電気エンジニアであるスルタンの孫の結婚式は、昨晩クシャダス市のクスメット・ホテルの庭園で行われた。式には、ムカン・ペリンチェックのサッカー団体の知り合いであるオズカン・シュメル、ギュンドゥズ・オナイ、ハルック・ウルソイィなどが参加した。結婚式では、ヴァハデッティンのもう一人の孫ネスリシャー・スルタン(オスマンオール)もいた。参加者が歌手アシュクン・ヌル・イェンギの歌で盛り上がった頃に、婚約立会人であるクシャダス市市長である公正発展党党員のフアット・アクドアンが「オスマン朝は男子家長制の体制だった。しかし、いま我々にここに生を与え、我々を生かしているのは、我々の母であり、妻であることを考え、家族手帳を花嫁の方に手渡そう」と言った。新婚の二人はハネムーンのためにフランスに出発した。


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( 翻訳者:池田 慈 )
( 記事ID:618 )