西アゼルバイジャン州副知事:州・国境の治安状況は良好 ハムシャフリー紙
2005年08月09日付 Hamshahri 紙

2005年8月9日付ハムシャフリー紙 政治面
【イラン学生通信(ISNA)】西アゼルバイジャン州政治・治安担当副知事は、オルーミーイェの国境地帯で戦闘があったとの報道を認めた上で、「戦闘はあったが、西アゼルバイジャン州及び国境地帯の現在の治安状況は良好である」と述べた。

 アッバース・ホルシーディー副知事はオルーミーイェで起きた戦闘に関して、「昨日オルーミーイェのジョルミー=テブカールの国境地帯で起きた戦闘で、4名の治安部隊員が殉教した」と語り、さらに次のように続けた。「恐らくペジャークと思われる非合法武装部隊がジョルミー=テブカール地域の国境警備基地及び国境地帯を襲撃し、戦闘となった。ペジャーク側の死亡者数については、まだ情報がない」。

〔*注:ジョルミーは、オルーミーイェの西にあるトルコとの国境の町。ペジャークはトルコのクルド反政府組織PKKの在イラン下部組織であると言われている。同組織との戦闘はこれまでもしばしば報じられており、今年の7月下旬にも治安部隊とペジャークとの間で戦闘が勃発、3名の治安部隊員が死亡したと伝えられている〕

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:624 )